ResponseGroupパラメータに指定可能な値

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「ResponseGroup」パラメータも他のパラメータと同様に値を設定する場合は次の書式となります。

ResponseGroup=<グループ1>,<グループ2>,<グループn>

レスポンスグループは複数指定することが出来ます。複数指定する場合はカンマ(,)で区切って続けて記述して下さい。

前述した通り、レスポンスグループは結果としてどのような種類の情報が欲しいのかを指定するためのものです。例えばタイトルだけでいいとか、画像が必要であるとか、レビューが必要とかです。

そこでいくつかのグループが用意されています。グループにはどんな情報を取得できるのかが定義されており、グループを指定することで取得できる情報の種類は1つであったり複数であったりします。またレスポンスグループには複数のグループを指定できますので、必要な情報に合わせて適切なグループをいくつか指定することになります。

なおデフォルトの値は「Small」となっており、ResponseGroupプロパティの値を省略した場合は次のように記述した場合と同じです。

ResponseGroup=Small

レスポンスグループの種類

レスポンスグループは多くの種類が用意されていますが、オペレーションとして「ItemSearch」を利用する時に指定可能な値は適当な値を指定してみると分かります。例えば次のようなリクエストを送信してみます。

http://ecs.amazonaws.jp/onca/xml?
Service=AWSECommerceService
&AWSAccessKeyId=[AccessKey]
&Version=2009-07-01
&Operation=ItemSearch
&SearchIndex=Books
&Keywords=Java
&ResponseGroup=Dumy

ResponseGroupプロパティの値として存在しない値である「Dumy」を設定してリクエストを送信します。すると返されてきたデータの中に次のような記述があります。

ResponseGroupパラメータに指定可能な値

エラーメッセージとしてResponseGroupプロパティに指定可能な値が表示されています。商品検索(ItemSearch)を行う場合に指定可能な値は次の通りです。

Accessories
AlternateVersions
BrowseNodes
Collections
EditorialReview
Images
ItemAttributes
ItemIds
Large
ListmaniaLists
Medium
MerchantItemAttributes
OfferFull
OfferListings
OfferSummary
Offers
PromotionDetails
PromotionSummary
PromotionalTag
RelatedItems
Request
Reviews
SalesRank
SearchBins
SearchInside
ShippingCharges
Similarities
Small
Subjects
Tags
TagsSummary
Tracks
VariationImages
VariationMatrix
VariationMinimum
VariationOffers
VariationSummary
Variations

では次のページから主な値を指定した場合にどのような結果が取得できるのかを確認していきます。

( Written by Tatsuo Ikura )