転送先メールアドレスの登録と削除

他のメールアドレスへ自動転送を行う場合、まず最初に行うことは転送先メールアドレスの登録です。転送先メールアドレスの登録を行うと、指定したメールアドレス宛に確認コードの入ったメールが届きます。その確認コードを入力することでメールアドレスの登録が完了します。

このように自動転送の場合に転送できるのは自分が管理しているメールアドレスだけとなります。これは第三者にGmail経由でメールを大量に送りつけるようなことをさせないための措置と考えられます。

それではメールアドレスの登録を行います。「メール設定画面の表示方法」を参考にメールの設定画面を表示し「メール転送と POP/IMAP」タブを開いて下さい。

「転送」の箇所にある「転送先アドレスを追加」と書かれたボタンを押して下さい。

転送先メールアドレスを指定するための画面が表示されます。転送先のメールアドレスを入力して下さい。入力が終わりましたら「次へ」と書かれたボタンを押して下さい。(今回はテストのためGmailのメールアドレスを入力していますが、Gmail以外のアドレスでも問題ありません)。

確認用メールアドレスが送付されました。「OK」ボタンを押して下さい。

次のように元の設定画面で確認コードの入力待ちの状態となります。

では転送先に指定したメールアドレスに届いているメールを確認して下さい。次のようなメールが届きます。

From: mail-noreply@google.com
To: 転送先メールアドレス
Subject: Gmail の転送の確認（xxxxxxxxx）- 転送元メールアドレス からメールを受信

転送元メールアドレス から 転送先メールアドレス にメールを自動転送するリク
エストをいただきました。
確認コード: xxxxxxxxx

転送元メールアドレス からこのアドレスにメールを自動転送する場合は、下記の
リンクをクリックしてリクエストを承認してください。

URL

リンクをクリックしても機能しない場合は、ブラウザで新しいウィンドウを開き、
このリンクの URLを貼り付けてください。リンクにアクセスできない場合は、確
認コード xxxxxxxx を 転送元アドレス に送信してください。

メール本文中に確認コードが記述されています。この確認コードを転送元の画面で入力します。

では転送元のGmailの画面に戻り、先ほどのメールに記述されていた確認コードを入力します。(確認コードは毎回異なりますので下記の図に記載されている数字を入力されても確認は行われません。ご自分の設定を行われる時にはご自身が指定した転送先のメールアドレスに入力された値を入力して下さい)。

入力されたら「確認」ボタンを押して下さい。

入力した確認コードに問題が無ければ転送用のメールアドレスの登録は完了します。確認が完了したメールアドレスが1つでもあれば次のように「転送」に関する設定が行えるようになります。

これで転送先メールアドレスの登録は完了です。

転送の設定は次のページで行います。ここでは別のアドレスをもう一つ登録しておきます。追加で登録する場合も先ほどと手順は同じで「転送先アドレスを追加」ボタンから追加して下さい。

なお確認コードを送信したはずなのにメールが届いていなかった場合は「メールを再送信」と書かれたリンクをクリックして下さい。また転送の確認が出来なかったり途中で取りやめた場合で画面上から確認待ちの表示を消したい場合は「アドレスを削除」と書かれたリンクをクリックして下さい。

無事二つ目のメールアドレスが追加された場合、下記のドロップダウンメニューをクリックすると登録済みのメールアドレスの一覧が表示されます。

これで二つ目の転送先メールアドレスの登録も完了です。

転送先メールアドレスを利用しなくなった場合は下記のドロップダウンメニューをクリックして表示されたメニューの中から、「削除したいメールアドレス を削除」と書かれたメニューをクリックして下さい。

確認画面が表示されます。削除して問題無ければ「OK」ボタンを押して下さい。

転送先メールアドレスの削除が完了します。

自動転送の場合、一度に指定できる転送先は一つだけですが、事前に転送用メールアドレスを登録しておけば必要に応じてすぐに転送先を変更することができます。またフィルタを使った転送を行う場合でも転送先メールアドレスの登録は必要となります。

AjaxTower