Gmailで自動転送された場合のヘッダ

広告

Gmailに届いたメールが他のメールアドレスへ転送された場合、転送されたメールのヘッダがどのようになっているのかを確認しておきます。

まず送信元から本来の送信先メールアドレスへ届いたメールのヘッダです。

Delivered-To: 本来の送信先メールアドレス
Received: -----
Return-Path: -----
Received-SPF: -----
Authentication-Results: -----
Received: -----
DKIM-Signature: -----
DomainKey-Signature: -----
MIME-Version: -----
Received: -----
Received: -----
Date: -----
Message-ID: -----
Subject: -----
From: 送信元
To: 本来の送信先メールアドレス

次に転送先へ届いたメールのヘッダです。

Delivered-To: 転送先メールアドレス
Received: -----
Received: -----
Received: -----
X-Forwarded-To: 転送先メールアドレス
X-Forwarded-For: 本来の送信先メールアドレス 転送先メールアドレス
Delivered-To: 本来の送信先メールアドレス
Received: -----
Return-Path: -----
Received-SPF: -----
Authentication-Results: -----
Received: -----
DKIM-Signature: -----
DomainKey-Signature: -----
MIME-Version: -----
Received: -----
Received: -----
Date: -----
Message-ID: -----
Subject: -----
From: 送信元
To: 本来の送信先メールアドレス

転送されたメールは本来の送信元に届いたメールのヘッダに上記の赤い部分が追加されて形で届いています。それ以外の部分は変更がありません。このことからGmailで転送されたメールには次のような特徴があります。

「X-Forwarded-For」と「X-Forwarded-To」ヘッダがある
「To」や「From」は変更されない
「Message-ID」も変更されない
「Delivered-To」が二つ存在する

転送メールをフィルタに設定する場合などの参考にして下さい。

( Written by Tatsuo Ikura )