メール送信した相手の連絡先への登録と自動登録の解除
Gmailではメールを送信した相手を連絡先に自動的に登録します。ここではどのように登録が行われるのかを確認すると共に自動で登録されないようにする設定方法を確認します。
ではGmailにログインしメールを1通送信してみます。メールは「To」「Cc」「Bcc」にそれぞれメールアドレスを指定したものを送信します。
メール送信後、連絡先を表示します。そして左側に表示されているグループリストから「その他の連絡先」をクリックして下さい。
「その他の連絡先」グループに登録されている連絡先の一覧が表示され、先ほどメールを送信した3つのメールアドレスが登録されていることが分かります。
このようにメールを送信した場合はグループとして「その他の連絡先」に登録され、また「To」「Cc」「Bcc」のどれに指定したのかは関係無く登録されることが分かります。(すぐに反映されない場合もあります。その場合はしばらく待つか一度ログアウトしてから再度ログインして確認してみて下さい)。
※ 「その他の連絡先」グループというのは、他のどのグループにも含まれていない連絡先に便宜上付けられるグループです。
ではいったんこの3件の連絡先を削除しておいて下さい。
送信した相手のメールアドレスを自動的に登録するのは連絡先に登録されているメールアドレスはメール作成時にオートコンプリートの候補として表示されるため、一度送信した相手に再度送信する時に手間を省くと共に入力間違いを減らすことができるためです。(別のページで確認します)。
ただ一度しか送信しない相手が多い場合など自動で連絡先に登録されていくと逆に使いづらいこともあります。その場合はメール送信した相手を連絡帳に自動登録しないような設定をすることができます。
では「メール設定画面の表示方法」を参考にメールの設定画面を表示し「全般」タブを開いて下さい。
「連絡先を作成してオートコンプリートを利用」の箇所を見て下さい。
2つの選択肢があります。1つは「新しいユーザーにメールを送信する場合に、そのユーザーを [その他の連絡先] に追加して次回からオートコンプリート機能で入力できるようにする」で現在はこの設定になっています。この設定の場合はメールを送信した相手を自動的に連絡先に登録します。
もう1つは「手動で連絡先を追加する」です。こちらを選択した場合は自動では登録されなくなります。では「手動で連絡先を追加する」をチェックして下さい。
画面下部の「変更を保存」ボタンを押して下さい。
では改めてメールを送信してみます。今度は次のようなメールを送信しました。
では連絡先を表示し、左側に表示されているグループリストから「その他の連絡先」をクリックして「その他の連絡先」グループに含まれる連絡先一覧を表示して下さい。
連絡先は登録されていませんでした。このようにメールを送信した相手を自動で登録する機能を解除することができました。
( Written by Tatsuo Ikura )