Mail Fetcherを使いPOP3でメールを取得

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GmailはGmailで受信したメールを外部メールクライアントからPOPやIMAPで取得できるようにすることもできますが、Gmailがメールクライアントのように外部に届いたメールをPOP3で取得することもできます。この機能をGmailではMail Fetcherと読んでいます。ここではMail Fetcherの設定方法について確認します。

Gmailでメールを取得するには、取得する相手のとなるPOP3サーバが外部からのPOP3を許可していなければなりません。対象が別のGmailアカウントである場合はそのアカウントで事前にPOPを有効にしておくことが必要です。またGmailからメールを取得できるアカウントの数は最大で5つまでです。

Mail Fetcherの設定

それでは設定を行います。「メール設定画面の表示方法」を参考にメールの設定画面を表示し「アカウントとインポート」タブを開いて下さい。

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「POP3 を使用したメッセージの確認」の箇所にある「POP3のメールアカウントを追加」と書かれたボタンを押して下さい。

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メールアカウント追加のための画面が表示されます。メールを取得する対象のメールアドレスを入力して下さい。入力が終わりましたら「次のステップ」と書かれたボタンを押して下さい。

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POP3でメールを取得するための相手側サーバなどの情報を入力する画面が表示されます。

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自動である程度入力されますが、入力された値は正しいとは限りませんので設定を確認の上で正しい情報を入力して下さい。例えばPOP3で取得するメールがYahoo!メールであればYahoo!の次のページに設定が記載されています。

また4つのオプション設定があります。

1.「受信したメッセージのコピーをサーバーに残す」にチェックをするとGmailからPOPでメールを取得しても相手側サーバからメールは削除されません。逆にチェックを外すとPOPでメールを取得すると相手側のサーバからメールが削除されます。なおどちらの設定を選んだとしても相手側サーバが対応していなければ設定した通りになるとは限りません。

2.「セキュリティで保護された接続 (SSL) を使ってメールを取得する」にチェックをする相手側がSSLに対応していればSSLを使って通信が行われます。チェックをしても相手側サーバが対応していなければエラーとなります。

3.POP3で取得したメールに自動的にラベルを付ける場合には「受信したメッセージにラベルを付ける」にチェックをしてからメールに付けるラベルを選択して下さい。新しいラベルを作成することもできます。

4 .POP3で取得したメールに自動的にアーカイブしたい場合には「受信したメッセージを受信トレイに保存せずにアーカイブする」にチェックをして下さい。

今回は下記のように設定しました。設定が終わりましたら「アカウントを追加」ボタンを押して下さい。

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アカウントの追加はこれで完了です。

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またPOP3で取得したメールアカウントをGmailからメール送信する時の送信先のメールアドレスとして使用したいのであれば「はい。メールアドレス としてメールを送信できるようにします。」にチェックしたまま「次のステップ」ボタンを押して下さい。今回は行いませんので「いいえ」をチェックしてから「終了」ボタンを押します。(あとから送信先のメールアドレスとして使用したい場合は「メール送信時に別のアドレスをFromに設定」を参照して下さい)。

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メール設定画面の「POP3 を使用したメッセージの確認」の箇所を再度見て下さい。最初は次のような表示になっています。

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少し待っていると次のような表示に代わって外部のメールを取得を始めます。

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では受信トレイを確認してみます。

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外部のメールに届いていたメールをPOPすることができました。取得したメールには指定したラベルが付けられていることも確認できます。(今回取得したのは4つのメールでしたが、特定の相手とのやり取りのメールであったため取得した4つのメールはスレッドにまとめられたようです)。

( Written by Tatsuo Ikura )