階層化ラベルの作成
以前Gmail Labsで公開されていた「Nested Labels」が正式サービスとなり特別な設定を行わなくても階層化ラベルが利用できるようになりました。階層化ラベルとは親ラベルに対して子ラベルを作成することができる機能です。では順に使い方を見ていきます。
階層化ラベルを使用する場合、親のラベルに対して子ラベルを作成することになります。例えば親ラベルとして「仕事関係」を作成し、その親ラベルに対する子ラベルとして「お客様関係」や「社内連絡」といったラベルを作成します。
最上位の親ラベルは今まで使用してきた通常のラベルとなります(通常のラベルの作成方法は「ラベルの新規作成」をご参照下さい)。今回は下記の「仕事関係」を親ラベルとします。
ラベルリストの中の対象のラベルにマウスを合わせると右端に次のような矢印が表示されますのでクリックして下さい。
次のような画面が表示されます。
画面一番下に表示されている「サブラベルを追加」をクリックして下さい。新規作成する子ラベルの名前を入力するダイアログが表示されます。
この手順でここまで来たときには「次のラベルの下位にネスト」にチェックが入っています。このチェックを外すと通常のラベル作成となります。また作成するラベルの親ラベルを変更することもできます。「仕事関係」のラベルから来ているのでデフォルトの値は「仕事関係」となっていますが「▼」をクリックして親となるラベルを選ぶことができます。
では子ラベルとして「お客様関係」と入力し「作成」ボタンをクリックします。
ラベルが新規作成されます。今回は子ラベルと作成したのでラベルリスト上には表示されません。その代わり親ラベルである「仕事関係」ラベルの左側に「+」マークが表示されています。
では「+」マークをクリックして展開して下さい。親ラベルに対する子ラベルが表示されます。
このように親ラベルに対する子ラベルが作成できました。いくつか子ラベルを追加してみます。
階層が1つだけの場合ラベルを増えてくると管理が大変ですが、親ラベルに対する子ラベルという形で関連するラベルをまとめることでかなり便利になります。
なお子ラベルがあるラベルについては「+」マークをクリックすると展開され、「-」マークをクリックすると折りたたまれます。
子ラベルを親ラベルとした子ラベルを作成することも可能です。先ほどと同じように子ラベルを作成したラベルの右側に表示されている「▼」マークをクリックして下さい。
次のような画面が表示されます。(最上位のラベルの時と比較して表示される内容が少なくなっているのは、子ラベルではラベルリストに関する設定がないためです)。
画面一番下に表示されている「サブラベルを追加」をクリックして下さい。新規作成する子ラベルの名前を入力するダイアログが表示されます。
新しく作成するラベルの名前を入力し「作成」ボタンを押して下さい。子ラベルを親とした孫ラベルが作成されます。
このように階層を深くして子ラベルを作成することが可能です。さらに階層を深くしていくことも可能ですが、あまり多段にしてしまうと使いにくくなってしまうこともありますので注意して下さい。
( Written by Tatsuo Ikura )