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フィルタのインポートとエクスポート
「フィルタのインポート/エクスポート」機能はGmailで作成したフィルタをエクスポートしてバックアップしたり、保存してあるフィルタをインポートすることができるLabsの機能です。
連絡先はGmailの機能としてエクスポートすることができますし、メールも他のアカウントからPOPなどで取得することが可能です。ただフィルタについてはGmailの機能としてはエクスポートやインポートの機能は用意されていませ。今回ご紹介するLabs機能を使うことでフィルタのバックアップが出来るだけでなくフィルタを他のGmailアカウントにコピーすることも可能になります。
では実際に試してみます。「Labsの機能の利用方法」を参考に機能を有効にしておいて下さい。
現在フィルタは2つ作成されています。(フィルタそのものについては「フィルタと検索」を参照して下さい)。通常であれば下記のように表示されています。
「フィルタのインポート/エクスポート」機能が有効になっていると、次のような画面となります。
まずはエクスポートから確認します。エクスポートの対象とするフィルタにチェックを入れ、その後で「エクスポート」ボタンを押して下さい。
ご利用されている環境によって違うと思いますがFirefoxで試した場合には次のようなダイアログ表示されました。作成されたxmlファイルを保存する場所をして保存しておいて下さい。
保存されたxmlファイルをテキストエディタなどで開いてみると次のような感じの中身となっていました。
フィルタのエクスポートは以上で終了です。
続いてフィルタのインポートです。今回はエクスポートしたのとは別のGmailアカウントでフィルタをインポートしてみます。(事前にそのアカウントでもLabs機能を有効にしておく必要があります)。
Labsの機能が有効になっているとフィルタの画面右下に「フィルタをインポート」というリンクが表示されます。このリンクをクリックして下さい。
画面下部に追加で表示された「参照」ボタンを押してインポートするxmlファイルを指定して下さい。その後で「ファイルを開く」ボタンを押して下さい。
xmlファイルに含まれるどのフィルタをインポートするのかを指定します。デフォルトではファイルに含まれていた全てのフィルタにチェックが入っていますので、もしインポート不要のフィルタがあればチェックを外して下さい。今回は全てのチェックが入ったままです。
またインポートするフィルタを既存のメールにも同時に適用する場合は「既存のメールに新しいフィルタを適用する。」の左にチェックして下さい。ただしメールを送信するようなフィルタは行われません。今回はチェックをしませんでした。
指定が終わりましたら「フィルタを作成」ボタンを押して下さい。
これでフィルタのインポートは完了です。
このようにフィルタをエクスポートしたものは、他のGmailアカウントからもインポートすることができます。よって単に自分のフィルタのバックアップだけでなく、現在使っているGmailで作成したフィルタを他のGmailアカウントに移すような場合にも使用することができます。
( Written by Tatsuo Ikura )