Thunderbird3でのIMAP設定

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メールクライアントのThunderbird3を使ってGmailへIMAPを使ってアクセスする方法を確認します。手順としては(1)Gmail側の設定でIMAPを許可する、(2)Thunderbird側でIMAPの設定を行う、になります。

GmailでIMAPを許可

まずはGmailの設定でメールクライアントからのIMAPを許可する設定を行います。「メール設定画面の表示方法」を参考にメールの設定画面を表示し「メール転送と POP/IMAP」タブを開いて下さい。

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IMAPに関する設定は「IMAP アクセス」と書かれたブロックで行います。

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「ステータス」を「IMAP を有効にする」にチェックして下さい。すると次のように設定項目が表示されます。

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取り合えず他の項目はデフォルトのままとします。変更したい項目があれば変更して頂いて構いません。

設定が終わりましたら画面下部にある「変更を保存」ボタンを押して下さい。これでGmail側の設定が完了します。

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Thunderbirdで設定

続いてThunderbird3の設定です。Thunderbird3を起動して下さい。

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「ツール」メニューの中の「アカウント設定」メニューをクリックして下さい。

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「アカウント設定」画面が表示されます。

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画面左下の「アカウント操作」をクリックして頂き、表示されたメニューの中から「メールアカウントを追加」をクリックして下さい。

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メールアカウント設定画面が表示されます。

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「名前」には送信したメールの送信者に表示される名前、「メールアドレス」はお使いのGmailメールアドレス、「パスワード」にはGmailアカウントのパスワード、を入力して下さい。入力が終わりましたら「続ける」ボタンを押して下さい。

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入力した情報を元にThunderbirdが自動的に各設定を行います。

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「IMAP - 複数のコンピュータからメッセージとフォルダへアクセスできます」にチェックが入っていること確認し、設定が下記のようになっていることを確認して下さい

受信サーバ imap.googlemail.com IMAP 993 SSL/TLS
送信サーバ smtp.googlemail.com SMTP 465 SSL/TLS

画面右下にある「アカウント作成」ボタンを押して下さい。アカウントが作成されます。

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以上でアカウントの作成と設定は完了です。

ではIMAPを使ってGmailへアクセスしてみます。Thunderbirdの画面左上にある作成したアカウントの左にある▼をクリックして下さい。

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Gmailからメールやラベルの情報を取得し表示します。

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では「受信トレイ」をクリックして下さい。受信トレイに入っているメールを確認できます。

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自動で設定された内容の確認

なおThunderbirdに自動で設定された内容を確認しておきます。アカウント関連の設定は次の通りです。

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サーバ関連に関する設定は次の通りです。

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送信サーバに関する設定は次の通りです。

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( Written by Tatsuo Ikura )