添付ファイルの制限事項

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Gmailではメールにファイルを添付して送信することができますが、添付できないファイルの種類があるなどいくつかの制限事項があります。ここではGmailでメールにファイルを添付する場合の制限事項について解説します。

1.添付ファイルのサイズ制限
2.添付できないファイルの種類
3.exeフィルなど実行ファイルを添付する方法

1つ目の制限事項は添付ファイルのサイズです。Gmailでは添付ファイルを付けてメールを送信する場合、ファイルのサイズの上限は25MBまでとなっています(Googleドライブを使う場合を除く)。複数のファイルを添付する場合はその1つ1つのファイルサイズの上限が25MBとなります。

それでは実際に試してみます。25MBを超えるサイズのファイルをメールに添付しようとすると次のように「送信しようとしているファイルは、添付ファイルの上限サイズの25MBを超えています」というエラーメッセージが表示されます。

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このように添付しようとしているファイルのサイズが25MBを超えている場合、ファイルを添付する時点でエラーとなります。

2つ目はファイルの種類の制限です。Gmailではウィルス対策として実行ファイルは添付することができません。実行ファイルは拡張子が「.exe」のファイルだけではなく下記の拡張子のファイルは全て添付することができません。

ade、adp、bat、chm、cmd、com、cpl、exe、
hta、ins、isp、jse、lib、mde、msc、msp、
mst、pif、scr、sct、shb、sys、vb、vbe、
vbs、vxd、wsc、wsf、wsh

実行ファイルは圧縮しても添付することはできません。圧縮ファイルの拡張子としては次のようなものがあります。

.zip, .tar, .tgz, .taz, .z, .gz, .rar

またパスワードで保護されたZIPファイルが含まれるZIPファイルを送信することはできません。パスワードを解除するか、それとも圧縮せずに1つ1つのファイルを添付するようにして下さい。

それでは拡張子が「.exe」のファイルを添付してみます。

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サイズオーバーの場合は添付しようとした時点でエラーとなりましたが、添付できない種類のファイルの場合は添付までは行うことができます。それではこのままメールを送信してみます。

すると次のように「sample.exeは実行ファイルです。セキュリティ上の理由により、Gmailではこの種類のファイルを送信できません」というエラーメッセージが表示されメールを送信することができませんでした。

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また「sample.exe」ファイルをZIP形式で圧縮し代わりにメールに添付して送信してみました。すると「sample.zipには実行ファイルが含まれています。セキュリティ上の理由により、Gmailではこの種類のファイルを送信できません」というエラーメッセージが表示されメールを送信することができませんでした。

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このように禁止されている種類のファイルを添付した場合は、送信しようとしたタイミングでエラーとなります。

添付できない種類のファイルというのはファイルの中身を見ているのではなくあくまで禁止されている拡張子かどうかで判断しています。そのため「.exe」ファイルなどの実行ファイルをどうしてもメールに添付したい場合は、拡張子を別のものに変更して下さい。

下記では元のファイル名が「sample.exe」だったファイルを「sample.exe.dummy」に変更してメールに添付しています。

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それではメールを送信してみて下さい。今度はエラーが表示されずメールが送信されました。

それではメールを受け取った側で、受け取ったメールを表示してみます。

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添付されたファイルが無事相手に届いていることが確認できます。ただし、拡張子は変更されていますのでメールを受け取られた方が今度は手動で元の拡張子に戻す必要があります。

このように禁止されている形式のファイルであっても、手動で拡張子を変更することで送信することができます。

( Written by Tatsuo Ikura )