アーカイブしたメールに返信が来た場合の注意点

Gmailにおけるアーカイブの使い方については「アーカイブと「すべてのメール」」で解説しましたが、アーカイブしたメールに対して返信が来た場合については注意が必要です。

Gmailではスレッド機能を標準で利用するようになっており、受信したメールに返信した場合などは同じスレッドにまとめられます。そしてメールをアーカイブする場合も実際にはスレッド単位でアーカイブしています。

アーカイブされたスレッドに含まれるメールに対して他の人からのメールを受信した場合、そのメールもスレッドにまとめられるのですが、元のスレッドがアーカイブされた状態でメールを受信し、そのメールもアーカイブされてしまうと受信したことに気が付きません。その為、アーカイブされたメールに返信が来た場合は、そのスレッドのアーカイブが自動的に解除されスレッドが受信トレイに表示されるようになります。

それでは実際に試してみます。まず他の方から次のようなメールを受け取ったとします。

メールに対して返信メールを送信します。返信したメールなので元のメールと同じスレッドに入ります。

ここでこのスレッドをアーカイブします。

アーカイブした結果、スレッドは受信トレイには表示されなくなります。

この後、先ほど返信メールを送った相手の方が、改めて返信メールを送り返したとします。

返信メールを受信すると、このメールは今までのやり取りにつながるものですから同じスレッド内に入ります。そのスレッドはアーカイブされていますので、新しく届いた返信メールもアーカイブされそうですが、Gmailのルールではアーカイブされたスレッド宛てに新しいメールが来た場合は、スレッドのアーカイブが自動で解除されることになっています。その為、返信メールを受け取ると自動的にスレッドが受信トレイに表示されます。

このようにアーカイブしてあったスレッドであっても、スレッドに入る新しいメールを受信した時には自動的にアーカイブが解除されてしまうことを覚えておいて下さい。

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