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オーナーではないドキュメントの削除
ドキュメントに対して閲覧者や共同編集者として招待されたユーザーは、自分のアカウントでGoogleドキュメントへログインすると自分が作成したドキュメントだけでなく閲覧者や共同編集者になっているドキュメントもドキュメントリストに表示されます。
下記は「Gdocuser4」でログインした場合です。ドキュメントのリストには共同編集者になっているドキュメントが1つ表示されています。
では自分がオーナーでは無いドキュメントを削除しようとした場合にどうなるのかを確認してみます。該当のドキュメントにチェックをして下さい。
画面上部にある「削除」メニューをクリックして下さい。
次のような確認ダイアログが表示されます。
オーナーではないドキュメントに対し、元のドキュメントを削除することは「閲覧者」でも「共同編集者」でも出来ません。ただこのダイアログで「はい」ボタンを押すと自分のドキュメントリストから削除することはできます。では「はい」ボタンを押してみます。
このようにドキュメントのリストに該当のドキュメントが表示されなくなりました。なお画面上には「ゴミ箱」に移動しましたというメッセージが表示されていますが、「ゴミ箱」にも表示はされません。
では先ほどのドキュメントのオーナーのアカウントでGoogleドキュメントにログインしてみます。
共同編集者のユーザーが削除を行ったドキュメントも削除されたわけではありませんので引き続きオーナーのドキュメントのリスト上に表示されています。また共同編集者側でドキュメントの削除を行ったとしても、共同編集者のアクセス権が削除されるわけではありません。引き続き該当のドキュメントに対する共同編集者というアクセス権は付与されたままです。
では対象のドキュメントにチェックが入っている状態で再度画面上部にある「共有」メニューの中にある「アクセス権のあるユーザーを表示」メニューをクリックして下さい。
「Gdocuser4」には引き続き該当のドキュメントの共同編集者が設定されているままなのが確認できます。
( Written by Tatsuo Ikura )