- Home ›
- Google Maps API入門 ›
- ルート案内(GDirections) ›
- HERE
GStepクラスのオブジェクトを取得
ルート案内で取得できる結果には複数のルートが含まれますが、それぞれのルートは複数のステップで構成されています。どこをどれくらい進むであるとか、角を曲がって直進するとか、ルートの起点から終点までどのように進むのかを分解したものがステップとなります。
ステップはGStepクラスのオブジェクトとして取得できます。そしてGStepクラスで用意されているメソッドを使用することで、各ステップ毎の所要時間や距離などを調べることができます。
ではまずルート毎に含まれるステップの数を取得します。GRouteクラスで用意されているgetNumStepsメソッドを使用します。
getNumSteps()
この経路のステップの数を返します。 戻り値: Number
getNumStepsメソッドはステップの数を数値で返します。
実際には次のように記述します。
var directions = new GDirections(map, document.getElementById('route'));
var routeNum = directions.getNumRoutes();
for (var i = 0 ; i < routeNum ; i++){
var route = directions.getRoute(i);
var stepNum = route.getNumSteps();
}
続いて各ステップを表すGStepクラスのオブジェクトを取得します。GRouteクラスで用意されているgetStepメソッドを使用します。
getStep(i:Number)
この経路の i 番目のステップの GStep オブジェクトを返します。 戻り値: GStep
getStepメソッドは引数に取得したいステップを表すインデックスを指定します。結果としてGStepクラスのオブジェクトを取得します。
実際には次のように記述します。
var directions = new GDirections(map, document.getElementById('route'));
var routeNum = directions.getNumRoutes();
for (var i = 0 ; i < routeNum ; i++){
var route = directions.getRoute(i);
var stepNum = route.getNumSteps();
for (var j = 0 ; j < stepNum ; j++){
var step = route.getStep(j);
}
}
以上でステップ毎にGStepクラスのオブジェクトを取得することができました。では次のページ以降で取得したステップオブジェクトの使用方法を確認していきます。
( Written by Tatsuo Ikura )
AjaxTower