パラメータの指定方法

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それではGoogle Static Maps APIを使って地図の画像を取得する方法を確認していきます。

画像は<img>タグを使用して表示します。

<img src="..." width="..." height="..." />

src属性には画像ファイルの場所を通常指定しますが、このsrc属性の値としてGoogle Static Mapsで用意されたURLを指定することで、指定した地図の画像を表示することが可能となっています。

地図の中心座標や縮尺などはURLにパラーメータを付けて指定します。API V2における書式は次の通りです。

http://maps.google.com/maps/api/staticmap?(para1)&(para2)&...

以前のバージョンでは次のような書式となっていました。API V2になって書式が少し変わっているので注意が必要です。

http://maps.google.com/staticmap?(para1)&(para2)&...

パラメータはURLの直後の後「?」の後に記述します。複数のパラーメタがある場合は「&」で区切り続けて記述して下さい。

パラメータはパラメータ名と値から構成され「パラメータ名=値」のように記述します。例えば5つのパラメータを指定する場合、次のように記述します。

http://maps.google.com/maps/api/staticmap?center=35.658517,139.745493&size=400x200
&zoom=15&sensor=false

※上記は実際には1行です。

この例では次の4つのパラメータが指定されていることになります。

center=35.658517,139.745493
size=400x200
zoom=15
sensor=false

以前のバージョンではkeyパラメータが必須でしたがAPI V2になって不要となりました。その為、異なるサイトであっても同じURLをそのまま指定することができます。またパラメータは必須のものとオプションのものがあります。詳細については次のページ以降で確認します。

では実際に試してみます。下記の画像はimgタグのsrc属性に上記のURLを指定しGoogle Static Mapsを使って表示しています。

地図

<img src="http://maps.google.com/maps/api/staticmap?center=35.658517,139.745493
&size=400x200&zoom=15&sensor=false" />

※上記は実際には1行です。またwidthやaltは省略してあります。

このようにGoogle Static Mapsを使えば、imgタグのsrc属性にパラメータに座標や縮尺を指定するだけで任意の地図の画像を取得することができます。

文字数の制限

Static Maps APIで記述するURLの文字数は最大で2048文字までとなっています。よほどのことが無い限り超えることはないと思いますが、マーカーなどを多数設置する場合などは注意して下さい。

( Written by Tatsuo Ikura )