setHours / setMinutes / setSeconds / setMillisecondsメソッド

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Dateクラスのオブジェクトに対して時刻に関する時/分/秒/ミリ秒の値を設定するメソッドがそれぞれ用意されています。このページで解説しているメソッドはタイムゾーンが現地時間での値を設定します。

Dateクラスのオブジェクトに対して時の値を設定します。

パラメータ:
  hour  時を表す0から23の数値
  min  分を表す0から59の数値(オプション)
  sec  秒を表す0から59の数値(オプション)
  ms  ミリ秒を表す0から999の数値(オプション)
戻り値:
  設定変更後のDateクラスのオブジェクトをミリ秒形式に変換した値

setHoursメソッドは時の値を設定します。設定できる値は0から23までの数値で午前0時で0、午後23時で11を設定します。またオプションで分、秒及びミリ秒の値を設定することもできます。戻り値として設定変更したDateクラスのオブジェクトをミリ秒形式に変換した値が返されます。

Dateクラスのオブジェクトに対して分の値を設定します。

パラメータ:
  min  分を表す0から59の数値
  sec  秒を表す0から59の数値(オプション)
  ms  ミリ秒を表す0から999の数値(オプション)
戻り値:
  設定変更後のDateクラスのオブジェクトをミリ秒形式に変換した値

setMinutesメソッドは分の値を設定します。設定できる値は0から59までの数値で10分なら10を設定します。またオプションで秒及びミリ秒の値を設定することもできます。戻り値として設定変更したDateクラスのオブジェクトをミリ秒形式に変換した値が返されます。

Dateクラスのオブジェクトに対して秒の値を設定します。

パラメータ:
  sec  秒を表す0から59の数値
  ms  ミリ秒を表す0から999の数値(オプション)
戻り値:
  設定変更後のDateクラスのオブジェクトをミリ秒形式に変換した値

setSecondsメソッドは秒の値を設定します。設定できる値は0から59までの数値で45秒なら45を設定します。戻り値として設定変更したDateクラスのオブジェクトをミリ秒形式に変換した値が返されます。

Dateクラスのオブジェクトに対してミリ秒の値を設定します。

パラメータ:
  ms  ミリ秒を表す0から999の数値
戻り値:
  設定変更後のDateクラスのオブジェクトをミリ秒形式に変換した値

setMillisecondsメソッドはミリ秒の値を設定します。設定できる値は0から999までの数値です。戻り値として設定変更したDateクラスのオブジェクトをミリ秒形式に変換した値が返されます。

実際の使い方は次の通りです。

var d = new Date();

d.setHours(12, 10);
d.setMilliseconds(0);

なおタイムゾーンが現地時間の値として設定します。タイムゾーンがUTCとして各値を設定するには「setUTCHours / setUTCMinutes / setUTCSeconds / setUTCMillisecondsメソッド」を参照して下さい。

サンプルコード

では簡単なサンプルで試してみます。

<!DOCTYPE html PUBLIC "-//W3C//DTD XHTML 1.0 Transitional//EN"
 "http://www.w3.org/TR/xhtml1/DTD/xhtml1-transitional.dtd">
<html xmlns="http://www.w3.org/1999/xhtml" xml:lang="ja" lang="ja">
<meta http-equiv="Content-Type" content="text/html;charset=UTF-8">
<meta http-equiv="Content-Script-Type" content="text/javascript">
<title>JavaScript テスト</title>
</head>
<body>

<script type="text/javascript" src="./js/script16_1.js">
</script>

</body>
</html>
function print(str){
  document.write(str + "<br />");
}

document.write("<p>");

var d = new Date();

print(d);

d.setHours(6, 0, 0, 0);

print(d);

document.write("</p>");

上記を実際にブラウザ見てみると次のように表示されます。

p16-1

( Written by Tatsuo Ikura )