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toString / toDateString / toTimeStringメソッド
toStringメソッドは対象のDateクラスのオブジェクトを文字列に変換した結果を返します。
toString()
Dateクラスのオブジェクトの文字列表現を返します。 パラメータ: 無し 戻り値: Dateクラスのオブジェクトが表す日付/時刻の文字列表現
Dateクラスのオブジェクトが表す日付/時刻を文字列に変換した結果を返します。このメソッドは親クラスのObjectクラスから継承したメソッドです。
どのような形式で返されるのかは環境によりますが、作成された文字列を見て日付と時刻が分かるような形式で文字列が作成されます。またUTCではなく現地時間のタイムゾーンにて表示します。
次の例を見てください。
var d = new Date(); var str = d.toString();
上記の場合、例えば次のような文字列を取得できます。
Mon Aug 10 2009 16:44:41 GMT+0900
タイムゾーンをUTCにするにはtoUTCStringメソッドを使い、現在のロケール形式で出力するにはtoLocalStringメソッドを使って下さい。
toDateStringメソッドは対象のDateクラスのオブジェクトの文字列に変換した結果の中で日付部分を返します。
toDateString()
Dateクラスのオブジェクトの文字列表現の中で日付部分を返します。 パラメータ: 無し 戻り値: Dateクラスのオブジェクトが表す日付の文字列表現
Dateクラスのオブジェクトが表す日付/時刻を文字列に変換した結果の中で日付部分だけを返します。次の例を見てください。
var d = new Date(); var str = d.toDateString();
上記の場合、例えば次のような文字列を取得できます。
Mon Aug 10 2009
toTimeStringメソッドは対象のDateクラスのオブジェクトの文字列に変換した結果の中で時刻部分を返します。
toTimeString()
Dateクラスのオブジェクトの文字列表現の中で時刻部分を返します。 パラメータ: 無し 戻り値: Dateクラスのオブジェクトが表す日付の文字列表現
Dateクラスのオブジェクトが表す日付/時刻を文字列に変換した結果の中で時刻部分だけを返します。次の例を見てください。
var d = new Date(); var str = d.toTimeString();
上記の場合、例えば次のような文字列を取得できます。
16:44:41 GMT+0900
では簡単なサンプルで試してみます。
<!DOCTYPE html PUBLIC "-//W3C//DTD XHTML 1.0 Transitional//EN" "http://www.w3.org/TR/xhtml1/DTD/xhtml1-transitional.dtd"> <html xmlns="http://www.w3.org/1999/xhtml" xml:lang="ja" lang="ja"> <meta http-equiv="Content-Type" content="text/html;charset=UTF-8"> <meta http-equiv="Content-Script-Type" content="text/javascript"> <title>JavaScript テスト</title> </head> <body> <script type="text/javascript" src="./js/script2_1.js"> </script> </body> </html>
function print(str){ document.write(str + "<br />"); } document.write("<p>"); var d = new Date(); print(d.toString()); print(d.toDateString()); print(d.toTimeString()); document.write("</p>");
上記を実際にブラウザ見てみると次のように表示されます。
これはFireFox3で実行した場合です。同じページをInternet Explorer8を使って開くと次のように表示されます。
このようにDateクラスのオブジェクトがどのような文字列を返すのかは環境によって異なりますので注意して下さい。
( Written by Tatsuo Ikura )