Firefox 4でのエラー表示

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Firefox 4を使用している時に発生したJavaScriptのエラーを表示する方法を確認します。

スクリプトエラーが起きる簡単な例として次のものを使用します。

<!DOCTYPE html PUBLIC "-//W3C//DTD XHTML 1.0 Transitional//EN"
 "http://www.w3.org/TR/xhtml1/DTD/xhtml1-transitional.dtd">
<html xmlns="http://www.w3.org/1999/xhtml" xml:lang="ja" lang="ja">
<meta http-equiv="Content-Type" content="text/html;charset=UTF-8">
<meta http-equiv="Content-Script-Type" content="text/javascript">
<title>JavaScript テスト</title>
</head>
<body>

<script type="text/javascript" src="./js/script_err.js">
</script>

</body>
</html>
var num;
num = base * 5;

このサンプルでは宣言されておらず値が設定されていない変数「base」を使用しています。

上記を実際にブラウザ見てみると次のように表示されます。

p3-1

FireFoxではスクリプトエラーがあるWebページを表示しても画面上に変化はありません。エラー内容を確認するには「ツール」>「エラーコンソール」をクリックします。

p3-2

エラーコンソールが表示されます。

p3-3

簡単なエラー内容とエラーが発生したファイル名、そしてファイル内での行数が表示されます。

表示されているファイルへのリンクをクリックして下さい。

p3-4

新しいウィンドウが開きエラーが発生したファイルの内容が表示されてからエラー箇所が強調表示されます。

このように簡単にエラー箇所を調べるだけであればFireFoxだけで行えますが、より詳細なデバッグなどを行う場合にはFirebugを利用することもできます。FirebugはFireFoxのアドオンの1つです。詳しくは「Firefox3にFirebugをインストール」をご覧下さい。

( Written by Tatsuo Ikura )