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条件式がfalseの時の処理(if..else)
if文にelse句を合わせて記述することで条件式を評価した結果がtrueだった場合とfalseだった場合でそれぞれ実行する処理を記述することができます。書式は次のようになっています。
if (条件式) 実行する文; else 実行する文;
if (条件式){ 実行する文1; 実行する文2; ... }else{ 実行する文1; 実行する文2; ... }
if文にelse句が記述されていた場合、条件式を評価した結果でtrueが返された場合にはif文の次の文を実行する点は同じですが、falseが返された場合にelse句の次の文を実行します。ブロックを使用することで複数の文を実行することも可能です(ブロックを使う場合は「{」から「}」の間に実行したい文を記述します)。
次の例を見てください。
for (var i = 1; i <= 10; i++){ if (i % 2 == 0){ alert("偶数です"); }else{ alert("奇数です"); } }
繰り返し処理の中でif文を記述しています。if文の条件式では変数「i」を2で割った余りが0かどうかを判別しています。この条件式がtrueを返した時は「偶数です」と画面表示しますがfalseを返した場合には「奇数です」と画面表示します。
このように条件式の評価がtrueならこの処理を実行し、そうでなかったらこちらの処理を行うといった制御が可能になります。
では簡単なサンプルで試してみます。
<!DOCTYPE html PUBLIC "-//W3C//DTD XHTML 1.0 Transitional//EN" "http://www.w3.org/TR/xhtml1/DTD/xhtml1-transitional.dtd"> <html xmlns="http://www.w3.org/1999/xhtml" xml:lang="ja" lang="ja"> <meta http-equiv="Content-Type" content="text/html;charset=UTF-8"> <meta http-equiv="Content-Script-Type" content="text/javascript"> <title>JavaScript テスト</title> </head> <body> <script type="text/javascript" src="./js/script2_1.js"> </script> </body> </html>
document.write("<p>"); for (var i = 1; i <= 10; i++){ if (i % 2 == 0){ document.write(i + " は偶数です<br />"); }else{ document.write(i + " は奇数です<br />"); } } document.write("</p>");
上記を実際にブラウザ見てみると次のように表示されます。
( Written by Tatsuo Ikura )