予約語

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JavaScriptの言語仕様として特別な意味を持つ単語は予約語として登録されています。例えば条件分岐を記述する時に使用される「if」などが予約語です。今後変数名など識別子として使う時にはJavaScriptの予約語は使用することができません。

予約語の一覧は次の通りです。

breakcasecatchcontinuedefault
deletedoelsefalsefinally
forfunctionifininstanceof
newnullreturnswitchthis
throwtruetrytypeofvar
voidwhilewith  

これらはECMAScript3で規定されているものです。(ECMAScriptとは簡単に言えばJavaScriptのベースとなる言語仕様です)。

また予約語ではありませんがグローバル変数やグローバル関数として定義されている名前があります。これらは識別子として使用できない場合もあるためです。

グローバル変数とグローバル関数の一覧は次の通りです。

argumentsArrayBooleanDatedecodeURI
decodeURIComponentencodeURIErrorescapeeval
EvalErrorInfinityisFiniteisNaNMath
NaNFunctionObjectparseFloatparseInt
RangeErrorReferenceErrorNumberStringSyntaxError
TypeErrorundefinedunescapeRegExpURIError 

また将来予約語となる可能性がある単語も利用しない方が無難です。

予約語となる可能性がある単語の一覧は次の通りです。

abstractasbooleanbytechar
classconstdebuggerdoubleenum
exportextendsfinalfloatgoto
implementsimportintinterfaceis
longnamespacenativepackageprivate
protectedpublicshortstaticsuper
synchronizedthrowstransientusevolatile

なお予約語の詳しい意味などは今後随時説明していきます。

( Written by Tatsuo Ikura )