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atan関数
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atan関数は指定した数値の逆正接(アークタンジェント)を計算して返します。
Math.atan(num)
指定した数値の逆正接(アークタンジェント)を計算して返します。 パラメータ: num 数値 戻り値: 逆正接(アークタンジェント)の値。単位はラジアン
引数に指定した数値の逆正接(アークタンジェント)を計算します。(正接(タンジェント)については「tan関数」を参照して下さい)。逆正接(アークタンジェント)とは正接(タンジェント)の逆関数で次の関係があります。
y = Math.tan(x); x = Math.atan(y);
タンジェントでは指定した角度xから値yを取得しますが、アークタンジェントではタンジェントを取ると値yになるような角度xを求めることができます。よって次の式もなりたちます。
y = Math.tan(Math.atan(y));
実際には次のように使用します。
var rad = Math.atan(0.5);
なおアークサインやアークコサインと異なりアークタンジェントでは指定できる数値に範囲はありません。
サンプルコード
では簡単なサンプルで試してみます。
<!DOCTYPE html PUBLIC "-//W3C//DTD XHTML 1.0 Transitional//EN" "http://www.w3.org/TR/xhtml1/DTD/xhtml1-transitional.dtd"> <html xmlns="http://www.w3.org/1999/xhtml" xml:lang="ja" lang="ja"> <meta http-equiv="Content-Type" content="text/html;charset=UTF-8"> <meta http-equiv="Content-Script-Type" content="text/javascript"> <title>JavaScript テスト</title> </head> <body> <script type="text/javascript" src="./js/script14_1.js"> </script> </body> </html>
function print(str){ document.write(str + "<br />"); } document.write("<p>"); var n1 = Math.atan(0.5); print("atan0.5 = " + n1 + "ラジアン(" + n1/(Math.PI / 180) + "度)"); var n2 = Math.atan(-0.3); print("atan-0.3 = " + n2 + "ラジアン(" + n2/(Math.PI / 180) + "度)"); var n3 = Math.atan(1.4); print("atan1.4 = " + n3 + "ラジアン(" + n3/(Math.PI / 180) + "度)"); document.write("</p>");
上記を実際にブラウザ見てみると次のように表示されます。
( Written by Tatsuo Ikura )