浮動小数点リテラルの記述

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浮動小数点数として記述された値を浮動小数点リテラルと呼びます。ここでは浮動小数点リテラルをスクリプトの中で記述する方法を確認します。

小数点形式の場合は整数部分と小数部分をピリオドを使って次のように表します。

32.45
0.0038

また指数形式の場合は基数が10として次のように表します。

3.2e2
2.4e-3

「3.2e2」とは「3.2×102」のことであり「320.0」です。また「2.4e-3」とは「2.4×10-3」のことであり「0.0024」です。

なお「e」の代わりに「E」を使っても構いません。

3.2E2
2.4E-3
サンプルコード

では簡単なサンプルで試してみます。

<!DOCTYPE html PUBLIC "-//W3C//DTD XHTML 1.0 Transitional//EN"
 "http://www.w3.org/TR/xhtml1/DTD/xhtml1-transitional.dtd">
<html xmlns="http://www.w3.org/1999/xhtml" xml:lang="ja" lang="ja">
<meta http-equiv="Content-Type" content="text/html;charset=UTF-8">
<meta http-equiv="Content-Script-Type" content="text/javascript">
<title>JavaScript テスト</title>
</head>
<body>

<script type="text/javascript" src="./js/script5_1.js">
</script>

</body>
</html>
var n1 = 0.148;
var n2 = 2.4e-3;

document.write('<p>' + n1 + '</p>');
document.write('<p>' + n2 + '</p>');

上記を実際にブラウザ見てみると次のように表示されます。

p5-1

( Written by Tatsuo Ikura )