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算術演算子
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算術演算子は数値を計算する場合に使用します。次のようなものが用意されています。
演算子 | 使用例 | 意味 |
---|---|---|
+ | a + b | a に b を加える |
- | a - b | a から b を引く |
* | a * b | a に b をかける |
/ | a / b | a を b で割る |
% | a % b | a を b で割った余り |
上記の算術演算子は演算の対象(これをオペランドとも言います)が2つあり、演算を行うと数値の結果を得ることができます。(対象が文字列やオブジェクトであっても利用できる演算子もあります。こちらは別のページで確認します)。
例えば次のように使用します。
var num; num = 10 + 4; // num = 14 num = 9 - 2; // num = 7 num = 3 * 8; // num = 24 num = 7 / 4; // num = 1.75 num = 7 % 3; // num = 1
前のページで記載したとおり、演算子によって全体が1つの式として評価されます。例えば「10 + 4」はこの全体が1つの式となり14と評価されます。そしてその評価した結果、得られた値が変数「num」に代入されることになります。
「/」演算子については注意が必要です。Javaなどのプログラムミング言語を使用している場合、整数を整数で除算した結果は整数となりますがJavaScriptでは全ての数値は浮動小数点数として扱われます。その為、整数を整数で除算した場合であっても結果は浮動小数点数となります。
サンプルコード
では簡単なサンプルで試してみます。
<!DOCTYPE html PUBLIC "-//W3C//DTD XHTML 1.0 Transitional//EN" "http://www.w3.org/TR/xhtml1/DTD/xhtml1-transitional.dtd"> <html xmlns="http://www.w3.org/1999/xhtml" xml:lang="ja" lang="ja"> <meta http-equiv="Content-Type" content="text/html;charset=UTF-8"> <meta http-equiv="Content-Script-Type" content="text/javascript"> <title>JavaScript テスト</title> </head> <body> <script type="text/javascript" src="./js/script2_1.js"> </script> </body> </html>
var num; num = 10 + 32; document.write("<p>10 + 32 = " + num + "</p>"); num = 29 - 11; document.write("<p>29 - 11 = " + num + "</p>"); num = 13 * 20.5; document.write("<p>13 * 20.5 = " + num + "</p>"); num = 17 / 4 ; document.write("<p>17 / 4 = " + num + "</p>"); num = 20 % 9 ; document.write("<p>20 % 9 = " + num + "</p>");
上記を実際にブラウザ見てみると次のように表示されます。
( Written by Tatsuo Ikura )