自動転送の設定

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自動転送を行うことが出来るのは一箇所だけです。ここでは自動転送を開始しどのメールアドレスへ転送を行うのかを設定する方法を確認します。また転送を行ったメールを転送元ではどのように扱うのか、また転送を解除する方法についてもあわせて確認します。

※なお転送先を選択するには事前に転送先メールアドレスの登録が必要です。

転送を有効にし、転送先アドレスを選択

それでは「メール設定画面の表示方法」を参考にメールの設定画面を表示し「メール転送と POP/IMAP」タブを開いて下さい。

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「転送」の箇所を見て下さい。

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「転送を無効にする」にチェックが入っている場合は現在自動転送は行われていない状態です。自動転送を行うには「受信メールを...」の左をチェックをした上で右側にあるドロップダウンメニューをクリックして下さい。

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登録済みのメールアドレスの中で一番上に表示されたいたメールアドレスがデフォルトで「使用中」となります。自動転送は一箇所しか設定できませんので別のデフォルトの値とは別のメールアドレスへ転送したい場合はそのメールアドレスが書かれたメニューをクリックして下さい。

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クリックしたメールアドレスに「使用中」の表示が行われます。

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以上の操作で自動転送が開始され、どのメールアドレスへ転送されるのかが設定されました。

転送されたメールの処理

続いて自動転送したメールをGmail側ではどのようにするのかを設定します。下段にあるドロップダウンメニューをクリックして下さい。

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選択肢は次の4つです。

Gmail のメールを受信トレイに残す
Gmail のメールを既読にする
Gmail のメールをアーカイブする
Gmail のメールを削除する

「受信トレイに残す」を選んだ場合は自動転送が行われても通常通り受信トレイに未読メールとして表示します。「メールを既読にする」を選んだ場合は受信トレイには入りますが既読の状態となります。「アーカイブする」を選んだ場合は自動転送されたメールはアーカイブされます。最後に「メールを削除する」を選んだ場合は自動転送されたメールは削除されます(ゴミ箱に入ります)。

今回は「Gmail のメールを既読にする」を選択します。

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全ての設定が終わりましたら画面下部に表示されている「変更を保存」ボタンを押して下さい。

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これで設定は全て完了です。

転送テスト

では外部からメールを送信し、自動転送が行われるかどうか確認してみます。まったく別のアカウントから次のようなメールを送信しました。

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メールはいったん送信先に届きますがそこで自動転送され転送先メールアドレスに指定されたメールアドレスへ届きます。下記は転送先メールアドレスのGmailの画面です。

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また本来の送信先であるGmailの受信トレイにも送信されたメールは表示されています。設定で「Gmail のメールを既読にする」を選択していましたので受信したメールは既読になっています。

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外部から送信されたメールが自動で転送が行われ、また本来の送信先にもメールが届き事前に設定した操作が行われていることが確認できました。

転送を無効にする

転送を無効にするにはGmail設定画面で「転送を無効にする」の左側をチェックして下さい。

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設定が終わりましたら画面下部に表示されている「変更を保存」ボタンを押して下さい。

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これで転送は無効となります。転送を無効にしても転送先アドレスとして登録したメールアドレスは削除されません。転送先メールアドレスも削除する場合は「転送先メールアドレスの登録」を参照して下さい。

( Written by Tatsuo Ikura )